べどの日記

落語の記録

晴れ豆演芸vol.17 柳家喬太郎プレゼンツ『シャクフシハナシⅧ』

喬太郎 子ほめの失敗
奈々福 忠治の山形屋
貞寿 お富与三郎より玄冶店
喬太郎 真景累ヶ淵より宗悦殺し

 

喬太郎師曰く、「『人の家にもらいに行く』特集」。

 

『子ほめ』は、「どう見ても半分/タダ同然」でサゲない。続きとして、もらった歌の話。『竹の子は生まれながらに重ね着て』という、上の句だけをもらった。『育つにつけて裸にぞなる』の下の句をつけてまた失敗。

 

貞寿→喬太郎と、重暗い噺が続くが、これも夏を思わせる趣向か。

喬太郎師の『宗悦殺し』は年に何回か聞く気がするが、いつ聞いても凄みがある。

これと『幇間腹』を聞くと、とても怖くて針を打てない。

どちらも喬太郎師の十八番という。

 

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